

剪定【せんてい】・・・
庭木を定期的にお手入れすると日差しが入り、風通しがよくなり綺麗なお庭が保てます。
逆にお手入れをしないと庭全体に病虫害が蔓延してしまう危険性があります。また、他の植木に日光が当たらず成長を妨げる可能性もございます。
スペースが限られた庭では、お庭にあったサイズをキープし、古い枝を切って新しい枝が成長することで良い花を咲かせることができます。
定期的な剪定で良い状態を保ちましょう!
基本の剪定時期
植木の剪定は基本的には毎年行い、夏と冬の年2回剪定するのが理想的です。そうすることで年間を通して美しい庭を保つことが可能です。
冬季剪定・・・
庭木が活発的に活動を開始する春に備え、不要な枝を切除したり葉を減らす大掛かりな剪定を行うことが多いです。
落葉広葉樹や一部の常緑樹は、冬季剪定が基本になります。
成長が止まる11月〜2月頃の休眠時期に剪定することで木への負担が少なく済みます。活動が活発な4月〜8月頃はダメージを受けてしまうため、控えめな剪定がオススメです。
【冬季剪定に向いている木の例】
- 紅葉(モミジ)
- 檍(アオキ)
- 百日紅(サルスベリ)
- アオダモ
- アオハダ
- 山法師(ヤマボウシ)
- 花水木(ハナミズキ)
夏季剪定・・・
成長して伸びすぎた枝や葉を剪定し、樹木全体の形を整えるのが目的の軽剪定を行います。
また、日当たりの改善と活発になる害虫予防を目的として剪定します。また伸びすぎた枝を夏前に剪定しておくと台風対策にもなり、近隣の迷惑を防止する役割もあります。
常緑広葉樹については、新芽が出て枝が大きく成長するの春頃に剪定するのが理想的です。
新芽が動く前の春先、3月〜6月頃に行うのが理想です。枯葉を落としたりという軽剪定は8月〜10月頃行います。寒さに弱いので11月〜2月は控えめな剪定がオススメです。
【夏季剪定に向いている木の例】
- 杉(スギ)
- 松(マツ)
- 槙(マキ)
- 金木犀(キンモクセイ)
- 山茶花(サザンカ)
- 椿(ツバキ)
- 樫(カシ)
- 皐月(サツキ)

