こんにちは。嘉の屋苑代表三上です。

横浜市では令和3年8月1日から「横浜市空き家等に係る適切な管理、措置等に関する条例」が施行されることになりました!

こちらは空き家法では努力規定となっている、所有者による空き家等の適切な管理を条例では義務となります。

>詳しくはこちら
(横浜市が配布しているpdfファイルです)

空き家を所有している場合、管理されているかどうか一目瞭然なのがお庭の状況です。
きちんと管理されている空き家は草取りや剪定が定期的にされており、通り過ぎる人も「ここは綺麗に管理されているな」と一目で分かるものです。

逆に管理されていない空き家は雑草が伸び放題になっており、樹木も電線にかかるほど伸びていることがほどんどです。

空き家においてお庭の手入れを怠るとどんなリスクがあるのでしょうか?

 

放火やタバコのポイ捨てによる火災

とても恐ろしいリスクとしては火災のリスクがあります。
消防庁の調べ(平成24年1月~12月)によると、「放火」と「放火の疑い」は神奈川県の651件(神奈川県内の出火の約28.4%)あったそうです。

お庭の雑草が伸び放題の状態ですと管理されていないというのが一目で分かるので、不審者による放火の可能性が高まります。

また物理的に雑草や植木が伸びた状態ですと、枯葉等にタバコのポイ捨てが引火してしまう恐れもあります。

 

近隣住民への迷惑

私の近所にも放置されている空き家があるのですが、樹木の枝葉が歩道へはみ出ており子供と歩く時、屈まなければ通れない場所があります。
歩道や車道へ飛び出た枝葉はとても危険で歩行人や自転車、車の視界を悪くし交通事故が起こってしまう可能性もあります。

またよくあるのが隣の敷地内に植木が入り込んでしまい、落ち葉が大量に落ちて近隣住民の方が掃除しなければいけない状態です。

お庭や外溝部分の管理が行き届いていないと近隣住民の方にご迷惑になる場合がとても多いです。

また、荒れた状態の空き家があると近辺の不動産価値まで下げてしまう可能性があります。
除草をする、伐採をする等、被害が大きくなる前に最低限でもお庭の管理をすることをオススメしております。

 

害虫や害獣の繁殖

空き家を放置すると敷地内の雑草や植木が伸び、害虫が発生します。
イメージしやすいのは夏場の蜂ではないでしょうか?
(リアルは怖いので可愛いイラストにしました🐝)

蜂の巣は早めに駆除をしないとどんどんと大きくなり、空き家の敷地内だけでなく近隣の方にも影響を及ぼしてしまいます。
空き家の前を通りがかったお子さんが蜂に刺されてしまう等の被害も少なくありません。

また、チャドクガ等触るだけで痒みと発疹の出る害虫が簡単に発生し繁殖します。
実際に作業した現場でタヌキや猫が住み着いていたということもあります。

 

空き家のお庭のお手入れ、除草などどうしたら良い?

ご自分で草刈やお庭のお手入れをするのが一番コストは掛かりません。
ですが、現実的に空き家に出向く時間自体がない。そこまでの労力を掛けたくない。
という方がほとんどではないでしょうか?

そこはぜひ、庭木専門の当社のような造園業者にお任せください!

荒れ放題のお庭を見せるのを躊躇する方もいますが、そんなことは気にしないでくださいね。
草刈や除草作業もご希望に沿って行いますので一度ご相談いただけると嬉しいです。

雑草は一度抜いたり刈ったりしてもまた伸びてくるので、一度処理をした後、防草シートを敷き詰めることも可能です!
防草シートとは、敷地全体に敷き詰めることで雑草の光合成を抑えて雑草が伸びるのを防ぐ役割があります。
長期間において雑草を伸びにくくするので、空き家の長期管理にとても効果的です。

また、枯葉剤を散布する方法もあります。
残したい植木等がある場合は避けますが、次から雑草が生えにくくなるので雑草処理が軽減されます。

放置して伸び切った植木があり、どうしても定期的にお手入れできない場合は伐採・抜根をご希望されるお客様もいます。

空き家のお庭管理はご自身で行うと大変手間が掛かります。
お住まいの場所が現地から遠い場合は三上が代わりに現場調査をしご報告、プランをご提案することも可能です。
ぜひ一度お気軽にお問い合わせください^^

 

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